3月15日の「青い太陽」という現象(Weiboより)

 5月3日ブラッドムーンと災難についての番組をアップロードしたことがありますが、5月26日に今年の第二回目のブラッドムーンが現れ、その後、災難がくるだろうとい内容でした。実は、昨今は世界各地で大小災難が毎日のほど発生しているため、災難はブラッドムーンとどんな関係があるか証明しがたいでしょう。26日ブラッドムーンが現われなくても、恐らくその後大小災難は必ず来るでしょう。天災が発生しなくても、人災は発生するでしょう。特に、中国では、もともと国が大きく、中共が数十年来、ずっと極悪非道なことをやってきたため、天罰を受けて、毎年天災人災が大量に発生し、災難が多すぎて、どれが天災か、どれが人災か、分からなくなっています。天災ではなく、人災だけでも数え切れないほど多いです。

 今年は災難が多い年になるだろうと、去年からいろんな予言がありましたが、中国では、すでにいろんな災難が発生しています。人類社会のすべての現象は天象変化の結果であり、大災難が発生する前には、必ずブラッドムーンのような異常現象が現れます。ただし、人間が信じないかだけです。特に、中国では、中共の無神論教育を受けたため、信じない人が多いです。しかし、人間が信じても、信じなくても、現れるはずの異常現象は必ず現れ、起こるはずの災害は、時が来れば必ず起こるでしょう。今年だけ、年始からいろんな異常現象が現れ、天災人災が起こり、現在も発生しています。これらの現象の一部をまとめてみました。

不吉なカラス群れ

 今年1月から中国大陸ではあちこち不吉な兆候が現れました。1月5日の夜、河北省南宮市の上空にはカラスの群れが空を飛ぶ現象が現れました。2月には青海省西寧市の空に大量なカラスが現れました。中国では昔から、「烏鴉当頭過、無災也有禍」という諺があります。直訳すれば、「烏が頭上を飛べば、天災がなくても人災はある」と言う意味です。また、「烏鴉叫、災禍到」、「鴉が鳴くと災難が来る」と言う意味です。中国人にとって、烏は不吉なもので、死を象徴する地獄の使者です。2020年、湖北省荊州市で大量のカラスが現われたことがありますが、烏が大量に現れたことがあるところには、疫病が深刻だったとの文章がインターネットで掲載されています。烏は人間の死体を食います。だから、大量な烏が現れることは、不吉の兆候だと中国人は信じています。

正月の雷、厄年の兆候

 中国人は旧暦1月を正月と言います、普段は西暦2月になります。2月24日、中国の鄭州市では、雷に伴って雪が降る珍しい気象現象が発生しました。中国では、昔から「正月打雷、大凶之年」という言い方があります。「正月に雷が鳴ると、その年は厄年になる」という意味です。正月に雷が鳴ると、天地が陽気を押さえきれなくなって、陽気が外に漏れてしまうため、その年は疫病に襲われ、すべてのものが災難に遭うということです。

 中国の古代では、春、夏、秋、冬にはそれぞれに役割があり、すべてが天道に従わなければならないと考えていました。冬になってから雷が鳴ると、昔は不吉な予兆とされていました。 漢詩「上邪」には、「冬雷震震 夏雨雪 天地合 乃敢與君絶」(「冬雷震震として 夏に雪雨り 天地合して 乃ち敢て君と絶たん」)とかいてあります。「冬に雷がなり、夏に雪が降り、天と地がくっついてしまったなら、その時こそあなたと別れよう」という意味です。正月に雷に伴って雪が降る異常現象は、災難の前兆だとインターネットでメッセージを残した中国人がいます。

青い太陽

 3月に入って、北京は史上最強な黄砂に襲われ、いろんなところから青い太陽が見えました。中国人は太陽の色は赤いと思っており、太陽を「紅太陽」と言いますが、太陽の色が青くなることは、非常に怪しい現象です。太陽の変色は新型コロナウイルス(中共ウイルス)が全世界で拡散している現在、絶えず変異しているウイルスが連想されます。中共製の新型コロナウイルスが、外国で変異したあと、中国に戻ってくることを暗示しているのではないかと、インターネットでは議論されています。

晩春の雪雹

 4月30日の朝、北京では4月に入ってからの2回目の雪が降りました。一方、雲南省貴州省では雹が降りました。冬に降るはずの雪と夏に降るはずの雹が、晩春に降ることは、災害とは言えませんが、天道には従ってない現象で、春の立場から見ても、夏の立場から見ても、正常な気象ではありません。

夜空の「赤い幽霊」

 5月9日早朝、貴州省の貴陽市では、空に「赤い幽霊」のようなものが現れました。赤い発光体が夜空で絶えず点滅し、まるで「赤い幽霊」が跳ねているかのように見えました。動画から見れば、闇夜の空に縦長の赤い発光体が突然現れてからすぐ消えてしまいます。毎回複数の光柱が一緒に現れ、毎回違う場所に現れました。まるで鬼ごっこをしているようでした。これは貴陽では初めて現れた現象で、ネットユーザーは「謎の稲妻」だと呼んでいます。また、中国の伝統文化は天象変化を講じ、天界の誘導により人類社会が変化すると信じているので、この赤い幻影は、最近、中国で復興している文化大革命と何らかの関係があるのではないかと言っている人もいます。

 実は、日本でもこのような現象が現れたことがあります。5月6日、福岡県の夜空で数十本の正体不明の光柱が点滅しており、肉眼でもはっきりと確認することができました。まるで頭上にぶら下がっている針のようなものでした。日本のテレビでも報道したことがあります。中国語のインターネットでは、中国で現れたものは「赤い幽霊」で、日本で現れたものは「白い幽霊」だと言っている人もいます。

高層ビルの不明な揺れ

 5月18日から、深セン市のランドマークである高さ355メートルのサイゲビルが3日連続、正午に揺れました。室内では、天井にぶら下がっているライトが激しく揺れ、コップ内の水が揺れ、外では、屋上のアンテナーが揺れ、建物全体が揺れ、多くの人が慌ててビルから分散していました。広東省緊急対応局が発表したサイゲビルの揺れに関する報告書によると、高層ビルが揺れる主な原因は風の影響、地下鉄の運行状況、気温などの要因が重なって揺れが発生したと解釈していますが、なぜ、三日ともちょうど正午の同じ時間に揺れが発生し、なぜ、昔は揺れなかったのか、中共政府の解釈はやはり納得できないですね。これは、災害とは言えないかもしれませんが、やはり、正常な現象ではなく、どこかおかしいですね。

多発の天災人災

 このような異常現象は中国だけでなく、世界各地でも大量に現れています。ここでは、中国で現れて現象の一部を紹介しました。これらの異常現象は天災人災とどんな関係があるかは、現代科学では証明できないですが、現実には、中国では確かに天災人災が大量に発生しています。近い時期に発生したことから言えば、5月22日、中国甘粛省白銀市で開催された100kmマラソンでは、途中に雹、氷雨、強風などの異常気象に見舞われて、複数の選手が死傷しました。これまでに、少なくとも21人の選手が死亡し、8人が入院しています。

 5月18日夜から、中国の雲南省と青海省では、地震が発生し、23日午前8時まで、雲南省大理自治区では400回以上発生し、震度4.0以上が13回発生し、最高レベルは震度6.4でした。中共メディアの報道によると23日朝6時現在、地震による死者数は3人、負傷者数は28人、被害者は7万人、1万件以上の家屋が損害を受けました。5月22日深夜2時ごろ、青海省でまた震度7.4の地震が発生しました。私がこの原稿を整理する23日夕方6時まで、地震による被害状況の詳しい報道はありませんでした。

 4月22日から、中国南方の貴州省湖北省福建省、江西省、広東省などの省では、大雨が降り続けています。南部から北部にかけて、広い範囲で250〜400mmの降雨があり、400〜600mmに達した地域もありました。南昌市では5月以降最大300mmの降雨量を記録し、今年のこれまでの累計降雨量は919mmで、前年同期を大幅に上回りました。広東省の韶関、清遠などでは、去年夏長江流域で発生した洪水のような水害が発生しています。畑が冠水し、都市が水没し、家屋が倒れるなどの被害が発生しました。長江の北方にある河南省でも20日午後、豪雨と雹に襲われました。去年は6月11日から洪水が発生しましたが、今年はさらに50日繰り上げて、4月22日から大雨が降り始めました。2021年5月1日、江蘇省の南通市では14級の大風が吹きました。5月14日には、武漢と蘇州地区では17級の超大竜巻に襲われ、12名が死亡し、429名が負傷しました。これらの災難は、さっき述べた異常現象と何か関係あるでしょうか。よくわかりませんが、とにかく、同時に発生しています。

(李真実チャンネルより転載)