康熙帝が初めてチョコレートを口にした後
康熙帝は、中国で初めてチョコレートを口にした人とされています。当時、康熙帝が献上品として届けられたチョコレートと、それに添えられた上奏文に
伝統文化と歴史
中国文化における「雁」
雁（がん）は、水辺に群れで居る大型の渡り鳥で、鴻雁（こうがん）とも呼ばれます。季節の変化で移動し、毎年決まった時期に移動する渡り鳥です。日
史上最強の「美容術」は心を修めること
年齢を重ねるにつれ、鏡を見るたびに、「あれ？何で私がこんなふうになったんだろう？」と、ついそんな思いが頭をもたげます。昔は顔が綺麗だったは
嫉妬心に揺さぶられた国運
一代の奸臣 実は稀有な人材だった 君主に取り入り、害をなす者を指す言葉「奸臣（かんしん）」。これは唐の宰相・李林甫（り・りんぽ）に対する中
台湾100元札の裏面の「中山楼」とその生みの親「修澤蘭」
台湾旅行に行く時、あの赤色の100元札を見かけることがあると思います。その100元札の裏面にある立派な中国式建築をご存知でしょうか？今回は
『歩輦図』から伺う唐王朝と吐蕃王国の政治婚姻
『歩輦図（ほれんず、輿の図）』とは、唐王朝期の画家・閻立本（601年〜673年）が描いた代表作の一つとされています。その内容は、貞観十四年
なぜ負けることを「敗北」というのか？
テレビや本、雑誌などで、スポーツや競技の試合、あるいは選挙など、さまざまな競争において、負けたまたは選ばれなかったほうのことは「敗北（はい
人情の溢れる世界～豊子愷の芸術～
中国近代の有名な画家・豊子愷（ほう・しがい）。本名は豊潤、字は子愷、中国浙江省崇徳県石門鎮（現在の嘉興市桐郷の石門鎮）で生まれ、絵画、書道
「人格が高くなければ良い絵は書けない」～伝統的な中国絵画における「天人合一」の思想
中国の歴史に名を残す偉大な芸術家たちの絵画や書や詩歌は、いずれも人間的資質に基づいているため、「人間的な資質が高くなければ、良い絵は書けな
「終わりを慎み、遠きを追う」～中華圏のお墓参り「清明節」
「清明（せいめい）」とは、二十四節気の五つ目の節気です。四月の上旬、冬の寒さが和らぎ、春の息吹が訪れ、清々しい空気と明るい日差しが差すこの