4月2日の午後、2026年度の神韻日本巡回公演が東京都の新宿文化センターで幕を開け、日本各地から訪れた千人以上の観客が鑑賞しました。

 開演前、劇場内に設置された神韻のパネルの前で記念撮影を楽しむ観客が多く見られました。また、数年前に誕生したばかりのオンラインプラットフォーム「Gan Jing World」に関心を持ち、スタッフの説明に熱心に耳を傾ける方や、特設ブースでアクセサリーやカレンダーなどのグッズを選ぶ方の姿も多数ありました。

 公演終了後、出演者全員が舞台に登場し観客に手を振ると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。舞台上の出演者に向かって、いつまでも手を振り返す観客の姿が数多く見受けられました。

 日本のある重工業メーカーを定年退職した元エンジニアの山田さんは、奥様と一緒に公演を鑑賞しました。 山田さんは、ご自身と中国文化には非常に深い縁があると語りました。数十年前、日本の企業のエンジニアとして技術指導のため中国へ赴いた経験があり、今でもご自身の名前の中国語での発音を覚えているそうです。さらに、この日奥様が身に着けていたアクセサリーは、当時山田さんが中国で購入しプレゼントしたものだといいます。

 山田さんにとって今回が初めての神韻鑑賞でしたが、「とにかく圧倒されました」とその感想を述べています。そして、「舞踊が非常に美しいだけでなく、ダンサーの動きと背景のデジタル映像との切り替えがこれほど正確に合っているのは、本当に面白く、素晴らしいですね」と語りました。

 演目の中には日本でもなじみ深い「三国志」の歴史を題材にしたものもあったため、舞踊で表現されるストーリーも非常に分かりやすく、終始リラックスして楽しく鑑賞できたと、山田さんご夫妻は口を揃えました。

 また、山田さんの奥様も神韻ダンサーの高いプロ意識を絶賛し、間違いなく厳しい訓練を数多く重ねてきたのだろうと述べています。YouTubeで公開されている練習風景や舞台裏の動画からもそれが十分に伝わってくるといい、公演の完璧さと出演者たちのたゆまぬ努力に対して、より一層の理解と敬意を深めたと語りました。

 さらに山田さんは、当初は中国から来た芸術団体だと思っていたと明かしました。実際にはアメリカのニューヨークに拠点を置いていることに驚き、しかも現在、神韻が中国国内で公演できないという事実は全く想像もしていなかったそうです。

 この日、ベトナムから来日した芸術家のグループも公演を鑑賞しました。一行の中には画家や声楽家も含まれており、今年の日本での初公演を観るために、わざわざベトナムのホーチミン市やハノイ市から飛行機で東京へ駆けつけたとのことです。

 日本の企業で働く中国系の青年は、神韻の公演は本当に完璧だったと語りました。幼い頃に両親と共に日本へ移住したため、中国語を話すことはできても漢字は書けないというこの青年は、公演を観て込み上げる感動を抑えきれず、心から神韻に賛辞を送っていました。「私は舞踊や音楽には詳しくないので、専門的な言葉で自分の感想を正確に表現することはできません。ただ、あまりにも美しく、他のどこに行っても絶対に見られないものだ、としか言いようがありません」と語りました。

(翻訳・吉原木子)