7月19日(日)、神奈川県横浜市で、中国共産党による法輪功学習者への27年間にわたる迫害に抗議する大規模なパレードが開催された。
数百人が参加したパレードは、桜木町駅前広場を出発し、横浜市役所新庁舎前、横浜赤レンガ倉庫、中華街といった市内の主要な繁華街を行進した。多くの市民や観光客が足を止め、法輪功学習者から配布された資料を受け取り、中国で起きている迫害の実態について質問を寄せていた。
パレードは、それぞれ異なるメッセージや役割を担う複数の隊列で構成されて、沿道の観衆の注目を集めた。先頭では、青と白の衣装に身を包んだ「天国楽団」が、力強くも美しい演奏で行進をリードした。続いて、「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」や「真・善・忍」といった理念、さらに中国国内で続く迫害の停止や「強制臓器摘出」という人道に対する罪の即時停止を訴える多言語の横断幕を掲げた隊列が続いた。さらに、黄色い衣装をまとった法輪功学習者による「功法展示隊」が、ゆったりとした動きで功法を実演しながら進んだ。

パレード開始前には、中国出身の若い男性が隊列を訪れ、法輪功学習者と言葉を交わす場面もあった。男性によると、両親は1999年以前から法輪功を修煉しており、これまで大きな病気にかかったことがないという。この経験を通じて、本人も法輪功に強い関心を抱くようになったと話す。現在は日本で働いており、自由に功法を行える環境にあることから、「これからは自分も法輪功を修煉していきたい」と語った。
今回のパレードでは、多くの人々が取材に応じ、それぞれの立場から法輪功への理解や迫害への問題意識を語った。
赤レンガ倉庫のイベントを訪れていた川崎市在住の坂本さんは、法輪功のパレードを初めて目にしたという。「真・善・忍」という理念や、中国国内で声を上げられない人々が迫害されている現状、さらに強制的な臓器移植の問題について説明を受けると、深く頷きながら次のように話した。
「健康に良い平和的な実践をしているだけなのに、そうした迫害が今も続いているのはおかしい。粘り強く活動を続けてほしいと思います」

長年横浜に住み、中国人の知人も多いという地元の年配女性は、法輪功の理念には理解を示しつつ、中国の政治体制の問題の根深さにも言及した。
「『真・善・忍』の考え方と、現在の中国の指導層の考え方は大きく異なりますよね。日本で活動することも大切ですが、本当に困難な状況にあるのは中国国内の人たちです。今の若い世代には良い人も多いだけに、中国の政治的な状況が変わり、人々がもっと幸せに暮らせるようになってほしいと強く思います」
また、来日したばかりの外国人観光客も、このパレードから強い印象を受けていた。
インドから観光で訪れ、日本滞在初日だったという男性は、初めて目にしたパレードに感銘を受け、次のようなメッセージを寄せた。
「このようなパレードを見るのは初めてですが、とても意義深いものだと感じました。皆さんが伝えている『真・善・忍』という誠実さのメッセージは、私たちすべてにとって重要なものだと思います」

同じくパレードを見守っていたフィリピンからの女性観光客も、法輪功の穏やかな様子に心を動かされたと語った。
「とても胸を打たれる光景です。人間性に対する希望を感じさせる行進だと思います」
迫害開始から27年。横浜の街を行進した法輪功学習者たちの平和的な訴えは、国籍や文化の違いを超え、多くの人々の心に確かな印象を残した。
(報道と撮影・竹内優子、丹丹、黎宜明)

