中国共産党政府は1999年7月、中国の伝統的気功修煉法である法輪功に対して不当な弾圧を開始した。最多時には1億人いたと言われた法輪功学習者(愛好者)は、中国当局により修煉しているというだけで、逮捕され、拉致され、監禁され、そして拷問を受け、さらには臓器の強制収奪というおぞましい被害に遭っている。
中国共産党政府は、傍若無人に振る舞う一方で国際世論に対しては、メンツを保ちたいという面もある。日本国民の関心が、彼ら法輪功学習者を救うための大きな力になる。このような状況を知っていただき、中国共産党政府に「No!」の声を発していただきたい。
田 さん(三重県在住)
田さんは三重県鈴鹿市在住。日本人男性と結婚した日本人妻。日本で法輪功を学び、以前に交通事故で負った後遺症が治癒し、健康を取り戻した。
2019 年、中国へ帰国の際に郵送した荷物に法輪功資料が含まれていたことを理由に逮捕され、懲役3年と罰金を科された。拘置所および湖南省女子刑務所 で監禁中、長時間立たせる、殴打、食事制限、洗脳教育など過酷な拷問を受けた。中国国内の家族も連座して拘禁や監視を強いられた。
この間に日本にいる夫が急病で危篤となり、後に死亡したが、最期を看取ることはできなかった。出獄後は5年間出国できないと言われたが、新型コロナ禍直後であり、日本領事館にて期限切れのビザ更新が認められ、奇跡的に日本へ戻ることができた。
劉 さん(名古屋市在住)
劉さんは中国天津市出身の会計士。かつてヘルニアなどの持病があり、勤務中に倒れることが度々あった。1995 年 に法輪功を学び始めると、一か月以内に病状はすべて消失。家族は非常に喜び、本人も道徳を高めることで生活態度が改善した。社宅割当の際には入居資格を二度他人に譲り、同僚からの信頼も厚かった。
1999 年、中国政府による法輪功への全面取締りが開始。劉さんは警察に不当連行され、暴行を受けた。2005 年12月、法輪功弾圧に関するチラシを配布中に再び拘束。以降 1 年半にわたり、強制労働、取り調べ、殴打、拷問、洗脳教育を受け、夫との離婚訴訟も強行された。
出所時は体が弱り、体重は60キロから40キロに減少。娘が大学教師で日本に留学する際、同行して日本へ逃れ、難民認定の申請を提出した。
会場: ウィンクあいち(愛知県産業労働センター)小会議室1007
時間: 12/9(火)14:00〜16:00
住所: 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
アクセス:各線名古屋駅、地下街から徒歩数分程度
