香港の景色(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 トランプ氏が2016年米国大統領に当選したと予言したイギリスの預言者クレイグ・ハミルトン・パーク(Craig Hamilton-Parker)氏は、2020年の予言を出した。

 ハミルトン・パークは、個人のサイトで2019年のオーストラリアの山火事、香港「反送中」運動、イギリスの首相だったテリーザ・メイ氏の辞任、ボリス・ジョンソン氏の首相就任、ウィキリークス編集長であるジュリアン・アサンジの逮捕、そして英国における大規模な洪水災害を予測した。彼は次の年に起こるであろう大事件を次々と言い当てている。

 2020年には、さらに複数の重大事件が発生すると予言した。トランプ氏は再任され、中国では「革命」が発生し、中東では戦争が勃発し、欧州では経済危機が起こると予言した。

 一方、中国に関して、ハミルトン・パーク氏は香港「反送中」運動が更に発展することを予想しており、「2020年、香港の運動は中国本土の動乱を触発する。中国共産党政権の崩壊を前にして、習近平主席は抜本的な変革に合意し、長期的には孫文の三民主義に基づく真の民主主義を構築するだろう」と述べた。

 彼はまた、中国大陸各地で動乱が続く中、米中貿易戦争もエスカレートすると予言した。

 米国側は、民主党がトランプ氏を相手にした弾劾案は失敗に終わると予言した。バイデン前副大統領はスキャンダルで名誉が失墜し、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)米上院議員が民主党の大統領候補になるだろうと予言した。

 同氏は、トランプ氏が大統領選挙で再び勝利を取ると予言した。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が失脚した場合、中国に亡命する可能性もあるという。

(翻訳・黎宜明)