香港警察がデモ参加者を逮捕している(写真撮影:看中国/李天正)

 香港市民は28日、多くの商店街で抗議デモを行ったが、香港警察が不当に暴力行為を行い、多くの人が逮捕された。上水商店街では、香港警察が突入した後、逃走しようとした赤い服の男性を警棒で殴り、現場に血痕が付着していたことが市民に知られた。この情報に多くの人々が憤慨した。

 香港の「立場新聞」によると、香港市民は今月中に抗議活動を各区の商店街で何度も行い、香港政府への五大要求を続けてアピールし、28日には上水広場や九龍湾徳福広場などで抗議した。

 同日、上水広場新豊路一帯では、大勢の警察が駆けつけて警戒態勢を敷いたが、午後になって、覆面警官が大挙して上水広場内に突入し、警棒を持って人に会うと攻撃し、多くの人が警察に抑えられ、現場は混乱した。

 その後、数十人の警察が商店街の増援に駆けつけ、防御線を構築して抗議者や記者に向かってトウガラシスプレーを噴射した。

 九龍湾徳福広場では、少なくとも5人が私服警官に逮捕され、商店街の地面には血痕がついており、ティッシュやマスクなどが散乱していた。立場新聞の記者によると、私服警官がマスクをつけた少年数人を取り押さえたが、私服警官が少年を逮捕するまで現場では衝突や破壊行為はなかったという。

 午後6時頃、上水広場の外にある歩道橋で、一部のデモ隊が抗議を続けていると、数人の警察が歩道橋に突進し、赤い服の男性を追った。

 双方が商店街に駆け込んだ後、エスカレータの脇で、赤い服の男性が首を絞められ、ほかの警官に警棒で殴られ、トウガラシスプレーを噴射された。商店街の床にはあちこちに血痕がついていた。ライオットシールドにも血痕がついていた。

 「香港電台視像新聞」は、赤い服の男性が頭から血を流していると報じ、ツイッターに流れた動画によると、黒警は抵抗者の首を鋭い盾のエッジで切断しようとした疑いがあるという。

(文・明思/翻訳・柳生和樹)