講演中のトランプ大統領(イメージ:ホワイトハウスの動画スクリーンショット)

 米国時間11月27日(日本時間28日)、トランプ米大統領がホワイトハウスのウェブサイトで「香港人権・民主法案」に署名することを声明した。

 トランプ大統領が「今日、私は法律S. 1838、『2019年の香港人権・民主法案』に署名した。 同法は、1992年の米国―香港政策法を再確認および修正し、米国の香港に対する政策を明確し、香港の政治的発展の評価を指導する」と言った。 

 同法案は、香港の自治状況を定期的に評価し、香港に対する経済貿易優遇政策を継続するかを決議する他、香港の人権と自由を弾圧する官僚を制裁するという内容も盛り込んでいる。法案は北京の緊張を引き起こし、中国共産党は何度も「抗議」を表明した。今日、中国政府は報復措置を取ると表明した。

 同日、トランプ大統領が「香港の保護法案」にも署名した。この法案は、米国企業が催涙ガスやゴム弾などのいわゆる「非致死性」警察用品を香港に輸出することを禁止します。現在、香港警察のトウガラシスプレー濫用が常態になり、特に、市民の顔に向けてトウガラシスプレーを噴射することがある。

(翻訳編集・黎宜明)