ある若い女性は警察にトウガラシスプレーを噴射された(イメージ:フェイスブックの動画のスクリーンショット)

 最近、香港のネットユーザーがフェイスブックで複数の写真を公開した。ある子供が迷子になったので、警察に助けを求めた。しかしこの子供は警察にトウガラシスプレーを噴射され、手で目を拭い、泣いた。近くにいた市民たちが慌てて水でこの子の顔を洗った。

 

 香港警察のトウガラシスプレー濫用は以下の事例からもよくわかる。

 

 警察が若い女性を逮捕した時、女性の目に向けてトウガラシスプレーを噴射した。 

 

 警察と喧嘩していない男性が駅から出る時、突然警察に逮捕された。同行していた女性が警察にトウガラシスプレーを噴射された。

 

 ハロウィンの日の夜、ある男性の香港市民が警察に警戒線の位置を聞いた時、ガスマスクを着用している警察が突然この男性の目に向けてトウガラシスプレーを噴射した。

 

 若い女性が後ろの警察に「私を触らないで下さい」を言ったから、警察がこの女性の目にトウガラシスプレーを噴射した。

 

 11月2日、香港区議会の立候補である陳振哲氏がヴィクトリアパークで警察に逮捕された時、警察が彼の顔に向けてトウガラシスプレーを噴射した。

 

 11月2日、銅鑼湾の街中で、ある女性が警察の催涙弾の濫用を抗議した時、警察は彼女の顔に向けてトウガラシスプレーを噴射した。

 あるネットユーザーが「香港の警察はトウガラシスプレーが大好きから、自分の目にトウガラシスプレーを噴射したほうが良いでは?」と皮肉を込めて言った。

 

*トウガラシスプレー(ウィキペディアにより):
 トウガラシスプレーは、刺激的な薬品であり、目の痛み(一時的な盲目)・呼吸困難・鼻水・せき・皮膚の灼熱感などの症状を引き起こし、場合によっては数時間持続する。ロサンゼルス・タイムズは1995年6月に、トウガラシスプレーの警察使用によると思われる死者が1990年以降少なくとも61人に上るとの発表をした。過剰な噴射を受けて呼吸困難等を引き起こしたための死である可能性がある。アメリカ軍のアバディーン研究所は1993年にトウガラシスプレーが突然変異を誘発する影響、発癌性の影響、増感、心血管で肺毒性、神経毒性などの致死的な作用を引き起こすことがありうると発表した。

(翻訳編集・黎宜明)