テスラギガ上海工場の機械(乌瓦, CC BY 3.0 , via Wikimedia Commons)

 米電気自動車(EV)大手テスラの中国上海工場が、当局による厳格な防疫措置で16日からの2日間の生産停止を求められた。同社のサプライチェーンに深刻な影響を及ぼす可能性がある。

 テスラの上海工場は、同社の主力工場の一つである。中国乗用車協会(CPCA)によると、同工場は2月に56,515台を納付し、そのうち33,315台が輸出向けであったという。3月に入り、上海市など中国の多くの省・市で大規模なPCR検査を実施しており、テラスのオフィスも重要な防疫対象区域内にある。

 テスラの上海工場は16日と17日、生産を停止すると発表した。同社からの声明によると、テスラは現在、政府の要求に協力し、PCR検査などを実施し、生産の確保に最善を尽くしているとのこと。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)は、北京の感染対策で、投資家らの不安が高まり、工場の閉鎖が広まり、貿易に支障が出る可能性があり、金融市場にとって不利になると指摘した。

(翻訳・徳永木里子)