演説を行いているマイク・ポンペオ前国務長官(米国国務院動画のスクリーンショット)

 米前国務長官ポンペオ氏は13日、「フォックス・サンデー・ニュース」の司会者クリス・ウォレス氏とのインタビューで、「米国はすでに、パンデミックは武漢研究所から流出したという十分な証拠を持っており、責任を問う時だ」と述べた。

 インタビューの中で、ウォレス氏は「1年以上経った今、武漢研究所がパンデミックを起こした原因であるという証拠を得るため、北京に圧力をかけた。トランプ政権は何をしたのか」と聞き、また「パンデミックの起源は(米国政府は)分かっていない」と主張した。

 ポンペオ氏は、パンデミックが中国の武漢研究所から流出したことを明確に示す証拠があるとウォレス氏に反論した。「パンデミックがどこから流出したのかは明らかではないというウォレス氏の断言は間違っている」

 「ウォレス氏、あなたの質問の中の断言は間違っている。武漢研究所から流出したことを示す圧倒的な100フィートの高さの証拠の山がある。私はそれを信じている」と述べた。

 ポンペオ氏はウォレス氏に対し、彼のチームは感染の起源に関する調査を非常に真剣に行っており、現在、調査は終結に近づいていると述べた。

 「コロナの起源を調査することは、とても重大な仕事である。中国共産党に本当に償ってもらわなければならないことははっきりしている。中国共産党に本当に圧力をかけたことは注目に値する歴史的な仕事であり、実際に何が起こったのか、どのようにしてコロナウイルスが数百万人もの人々を殺し、世界中の数十億ドルもの富を破壊したのかについての調査は間もなく終わる。今は十分な証拠持っている。(しかし、真実への)隠蔽は未だに続いている。責任を問う時が来ている」

(翻訳・藍彧)