気功「法輪功」の愛好者であるために中国の大連市出身の付偉彤氏の母が、6月2日に中国の警察に不法に連行され、行方不明となっている。早期に釈放されるよう、付偉彤氏や仲間達は在日中国大使館の前で抗議活動を行い、呼び掛けを行った。

 付氏は「今回は全国統一の不法な逮捕であり、母だけでなく、大連市公安局は計29名の学習者を連行していたことが分かった」と事件の顛末を語った。

 中共政権が1999年7月20日に法輪功への弾圧を開始して以来、中国警察は頻繁に全国で学習者を大規模に逮捕してきた。しかし、このような逮捕は法的根拠がなく、法的手続きにも従っていない。