アルプス山脈(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 フランス南東部のサヴォワ県アルプス山脈地域では、8日午前11時頃と午後2時頃に2回の雪崩が発生し、少なくとも7人が死亡したという。

 海抜2,600メートル以上の小さな町であるヴァロワールで発生した雪崩では、5人の登山者が閉じ込められ、うち1人だけが救出され、残りの4人(年齢は42歳から76歳)が死亡した。また、海抜3,780メートルの山間部で発生した雪崩では、3人が死亡した。

 3日、オート=アルプ県とイゼール県に隣接する所で2回の雪崩が発生し、合計5人が死亡した。

 また、アルプス山脈の状態はずっと不安定であり、昨年の冬だけで27人が命を落としたという。

(翻訳・徳永木里子)