フランスのニコラ・サルコジ元大統領(א (Aleph), CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons)

 フランスのパリ裁判所は1日午後、フランスのニコラ・サルコジ元大統領が汚職や職権乱用の罪で有罪とし、懲役3年、執行猶予2年を言い渡した。サルコジ氏の個人弁護士のティエリー・エルゾーグ氏と元上級判事のギルバート・アジバート氏も同じ判決を受けた。

 サルコジ氏は、2007年から2012年にかけて個人弁護士や上級判事と「汚職同盟」を結んだと告発された。裁判官は、3人が結託して法を破ったという「決定的な証拠」があると述べた。

 本日判決された事件のほか、サルコジ氏は他の法的調査にも直面しているという。

 フランス検察当局は、サルコジ氏が失敗した2012年の再選活動で偽造領収書を使用し、約4300万ユーロ(約55億円)の選挙費用を費やし、法的制限の2250万ユーロ(約29億円)のほぼ2倍に達したと発表した。

 英ガーディアン紙は1日、サルコジ氏のことを刑事責任を問われて出廷した初の元フランス大統領になったと報じた。1日の判決は、公的生活に復帰して来年の大統領選に出る夢を打ち砕くことになるだろう。

(翻訳・藍彧)