人工降雨作業中の飛行機が江西省吉安市の民家付近に墜落し、民家が火事を起こした。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国江西省気象局の公式サイトによると、1日午後3時19分頃、人工降雨作業中の飛行機が江西省吉安市の民家付近に墜落し、民家が火事を起こしたという。

 現場の動画では、事故現場から濃厚な黒煙が立ち上り、周辺の住宅に深刻な被害が出ており、家の壁が崩れる民家もあれば、外壁が黒く焼けてしまった民家もある様子が映し出されている。

 ある関係者は現地メディア「極目ニュース」の記者に対し、墜落した飛行機がトレーナー機であったかもしれないと伝えた。

 レッドスターニュースによると、現場の火はすでに鎮火し、民家3棟が被害を受け、村人1人が軽傷で病院に搬送され、搭載者5人が全員死亡したことが確認されたという。事故原因は検証中である。

(翻訳・藍彧)