アフリカ系アメリカ人カントリー歌手のチャーリー・プライド氏(Republic Country Club, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons)

 「新型コロナウイルス(中共ウイルス)」(COVID-19)が発生して以来、世界の政界・芸能界では有名人の感染・死亡のニュースが飛び交っている。最近では、米ハリウッドのスーパースター2人が新型コロナの合併症により不幸にして亡くなったことも米メディアで明らかになった。

 ルイジアナ州ニューオーリンズのケン・チョイ市長によると、『猿の惑星:創世記』などで主演を務めた女優のキャロル・サットン氏が11日、新型コロナの合併症により76歳で死去した。

 CNNによると、ニューオーリンズ出身のキャロル・サットン氏は、演じた役が多かった。ニューオーリンズ劇場の女王として、何十年もこの都市の舞台で輝いていたと、ラトーヤ・カントレルに称賛されたという。

 アフリカ系アメリカ人カントリー歌手のチャーリー・プライド氏が、武漢での肺炎の合併症のためテキサス州ダラスで86歳で逝去したと、彼の公式サイトで公表された。

 アメリカの雑誌「ローリングストーン」の報道によると、チャーリー・プライド氏は1934年3月18日にミシシッピ州スレッジで生まれ、1963年にナッシュビルに引越し、黒人初のカントリー・ミュージック・スターとなり、2000年にカントリー・ミュージックの殿堂入りを果たした。

(翻訳・徳永木里子)