マイク・ポンペオ米国務長官とインド外務大臣スブラマニヤム・ジャイシャンカル(パブリック・ドメイン 看中国合成写真)

 ポンペオ米国務長官は現地時間10月9日、中国共産党が中国とインドの国境で6万人の軍隊増派を表明し、米国はインドに協力して現在の状況に対処すると述べた。

 インドテレビによると、ポンペオ氏は10月9日、「インド人は彼らの北部国境に6万人の中国軍兵士が現れているのを見た。米国がこの戦争の同盟国でありパートナーであることが彼らには絶対に必要なのである」と述べた。

 報道によると、日本でのクアッド会議を終えたばかりのポンペオ氏は、会談でインド、日本、オーストラリアの外相と会面したという。「会議でインド、オーストラリア、日本の外相と会談した。これらは4つの民主主義国であり、いずれも中国共産党の脅威に直面している。インドが中国共産党と印中国境で直接衝突していること、新型コロナウイルスの発生源の完全な調査を要求したオーストラリアが中国共産党による脅迫、強制、いじめを受けていることなどを挙げた」

 彼は、オーストラリア、インド、日本もまた、過去数十年にわたり、そして欧米各国もしばしば中国共産党に譲歩し、中国共産党が欧米の知的財産と数百万人の雇用機会を盗むことを許してきたことを認識しており、このような状況は米国や他の国々でも広く起こって来たことだと述べた。「中国共産党はアメリカが譲歩するのを当たり前のように見慣れていると、増長してさらに悪い振る舞いをする。 本気度を示すために対抗しなければならない」と強調した。

 ポンペオ氏はまた、日本、インド、オーストラリアの外相との間で合意に達し、中国共産党が各国にもたらす脅威に対して対抗する一連の政策を制定し、中国共産党に悪行の代償を払わせると述べた。

(翻訳・藍彧)