(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国軍は先月台湾海峡で実施した軍事演習の映像をオフィシャルサイトで公開し、世界に誇示し続けている。しかし、戦闘機が低空で90度上昇する様子を撮影した訓練映像が、リモートコントロールだとネットユーザーに指摘された。

 中国公式メディア「人民日報」は近日、ツィッターで中国航空研究院の訓練映像を公開した。一台の戦闘機が空中から急速下降して路面に近い距離で低空飛行した後、突然90度上空に急上昇した。途中回転などの特技をも見せた。公式メディアは「中国の戦闘機操縦士はこれほど難度の高い飛行ができる」と称賛した。

 しかし、ネットユーザーは滑走路の横に立っている男性に注目した。当該男性の横には成年男性の体型より小さいリモート飛行機が止まっており、男性はリモコンで飛行中の戦闘機を操縦しているようだった。映像の戦闘機のエンジン音は一般な正規な戦闘機のエンジン音と異なっており、滑走路の比例からして正規戦闘機ではない可能性がある。

 多くのネットユーザーは「中国共産党が軍事実力を見せている」「これで台湾とインドと戦うのか?」「自己欺瞞だ」「頼むからこのような映像を見せびらかして人を笑わさないでくれ」「中国共産党は恥知らずだが、見てるこっち側が恥ずかしい」「何度も確認した、真実を広めないと多くの人が騙される」「このようなおもちゃでインドと戦ってほしい」といったコメントを寄せた。

(翻訳・北条)