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 「年号」とは、古代中国の皇帝が年を数えたり、記録するために付けた名前で、漢代の武帝の時代に由来しています。日本では、唐の時代に聖徳太子が遣唐使を遣い、年号をはじめとする多くの制度や文化を持ち帰ったことが、年号の起源とされています。

 飛鳥時代(645年)には、孝徳天皇が皇位を継承して、「大化」が日本の最初の年号と決めました。

 以来、日本は 飛鳥時代から歴代の天皇はそれぞれ年号を持っていました。近代の年号は明治、大正、昭和、平成と続いています。

 2016年7月14日、情報筋によると、80歳の明仁天皇は皇太子徳仁親王を支持して退位する意向だったという。

 奇しくも、前日の7月13日、日本のネットユーザーがツイッターで「明治大正和平令和、違和感なし」とツイートしていました。

 明らかに「平成」の次の年号は「令和」になると予言していたようです。当時、多くの人が日本の新年号を予想しており、その中でこの投稿はあまり注目されていませんでした。

 2019年4月1日、日本の新年号がついに発表され、本当に「令和」になりました。

 「令和」の意味が議論されている中で、3年前の投稿に気付いた人がいました。 20万件以上の「いいね!」とリツイートでこの投稿はバズりました。後から投稿が修正されたのではないかと疑う声もありましたが、後に事実であることが確認されました。

 ネットユーザーが「これは本当に奇跡です」「未来人が時空を超えて帰ってきたのか?」「びっくり、恐ろしい」「予言者?」「これはエイプリルフールのジョークですか?」などとコメントしました。

 ネットユーザーの一人は、日本の年号によく使わる2136文字の組み合わせから、「令和」という2文字を当てることができる確率が0.000002%で、つまり5000万分の1の確率だと計算しました。

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(翻訳・藍彧)