安徽省合肥市が7月18日、洪水に見舞われた(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国語ラジオ放送、希望之声(Sound of Hope Radio)7月19日の報道によると、中国で洪水被害がますます深刻になっており、長江下流に位置する安徽省中部北岸の無為市はすでに多くの堤防口が崩壊したと情報筋が伝えたという。

 情報筋によると、19日の朝、治水スタッフは堤防やパイプの高潮で数か所の漏水を発見し、現地の治水スタッフ数百人が漏水の修復作業に加わり、18日夜には軍隊も入ってきた。

 修復作業と同時に雨が降り続いており、長江の洪水ピークが来ると、安徽省当局は間違いなく強制的に放水すると関係者が懸念している。

 関係者によると、現場スタッフは今は豪雨と上流から流れてきた水が合流し、このまま雨が30から50ミリ降り続くと、安徽省の淮南市、ジョ州市、合肥市、馬鞍山市などの河も氾濫(はんらん)するに違いないと示した。 多くの対策を講じてもどうにもならず、地方当局は地元住民に「人事を尽くして天命に聴(まか)すしかない」と伝えたという。

ネット情報によると、安徽省合肥市、六安市金寨県などが18日、洪水に見舞われたという。

(翻訳・藍彧)