中国の生物兵器防衛の専門家である陳薇(チン ウェイ)少将(イメージ:Weibo)

 2月7日の中国国内メディアの報道によると、中国の生物兵器防衛の専門家である陳薇(チン ウェイ)少将は、1月末に武漢に行き、防疫ために武漢P4ウイルス実験室を引き継ぎした。

 陳薇は、中国軍事医学科学院の生物工学研究所の所長であり、中国の首席生物兵器防衛の専門家で、肩書は少将。SARSの流行の時期、陳薇は組換えヒトインターフェロンスプレーを発明し、14,000人の医療スタッフの感染を防ぎ、一人も感染してなかった。陳薇は、エボラウイルス、炭疽ウイルス、ペストに関する研究も行った。

 ニュースが発表された後、ネットユーザーは「生物兵器の専門家が武漢に駐留し始めたのはなぜか」「我々が生物兵器に攻撃されたのか」「単純な伝染疾病ではなく、中国自分たちの生物兵器が漏れてしまって引き起こされているのでは?」という質疑のメッセージを残していった。

 ABC Newsによると、2月6日にホワイトハウスはアメリカの科学者と医学研究者に中国武漢の新型コロナウイルスの発生源を調査すると同時に、現在の感染経路を明確にして将来の大流行に備えるように求めた。

 海外の中国語メディアは、これは米国のトランプ大統領が武漢を引き起こす新型コロナウイルスの証拠を取得したこと、および武漢P4実験室が軍事支配下にあること、つまり中国共産党が生物兵器の証拠を破壊していることを示していると指摘した。

武漢P4実験室(イメージ:Weibo)

(翻訳・灯火)