中国の現行の法定退職年齢は、男性が60歳、管理職の女性が55歳、一般職の女性が50歳です。しかし、近年、中国当局は定年を引き上げる方針を固める動きを見せています。今年3月に、中国共産党(中共)の全国人民代表大会と政治協商会議(以下、両会)が行われる前に、中国の経済新聞『中国経営報』は、両会の期間に当局が定年を引き上げる政策を発表する可能性があると報じました。