3月4日、ネット上で出回っている情報によると、河北省保定学院のある教室で、各生徒の頭上に監視カメラが設置されているといいます。学校側は、それらの監視カメラは試験のために使われていると回答しました。一方、多くのネットユーザーは、たとえ監獄であっても、これほど多くの監視カメラがないとコメントしました。

 ネット上で出回っている動画には、河北省保定学院のある教室が監視カメラでいっぱいになっている様子が映し出されています。教室の天井には、生徒の机と椅子に向けられた監視カメラが一列に並んで吊るされています。

 同動画が投稿された後、ネット上で注目を集め、多くのネットユーザーが不満や疑問を表明しました。

 一部のネットユーザーは、これらのカメラは1986年版のテレビドラマ『西遊記』に登場する妖怪の体にある目のようで、不快感を覚えるとコメントしました。

 もう一部のネットユーザーは、「トライポフォビアの私には見ていてとても苦痛だ。こんな教室でどうやって授業を受けるの?」「半分を先生と校長のオフィスに分けよう。録音機能付きのやつが必要だ」「これはカジノの監視カメラよりも多い」「こんなに多くの監視カメラ、本当に息苦しい。銀行にもこんなにあるわけないのに」とコメントしました。

(翻訳・吉原木子)