今年の旧正月期間中、多くの中国人が長期休暇を利用して、家族と旅行に出かけました。2024年に入り、中国各地で寒波に見舞われたため、暖かい場所で遊びたいと思う人が増えました。四季が常に春のような海南島は、最適な選択肢となりました。

 しかし、休暇が終わりに近づき、皆が帰ろうと準備している時、不愉快なことが起こりました。チケット販売アプリを開いたら、来た時は千元ほどの航空券が、なんと10倍以上の価格に跳ね上がっていることに気づきました。

 あるウルムチ市からのネットユーザーは、「私たち家族5人は三亜で数日間遊んだ後、ウルムチに帰ろうとしたところ、チケット販売サイトを開いたら、1枚の航空券がなんと19570元で、5枚で97850元もしました」と暴露しました。

 ウルムチのこのネットユーザーだけでなく、他の地域の多くのネットユーザーも、5桁以下の航空券が全くないことに気づきました。航空券を購入できなかった観光客の中には、仕方なく他の交通手段を選択した人もいますが、高速鉄道のチケットは早々に売り切れていました。自動車で旅行に来た観光客も、島から出るチケットが全く購入できず、帰ることができなくなりました。

 最も悲惨な状況にあるのは電気自動車の所有者です。お金をかけても船のチケットが購入できません。フェリー会社は、電気自動車は 長く日光に当てると、自然発火の危険があるため、船員の安全を考慮して、一度に十数台しか運ばず、しかも船の後端部に置いて、何かあれば直接海に捨てると明記しています。

 一夜にして、「一度三亜に行けば、帰れない可能性がある」というニュースが話題になりました。高価な航空券を買って帰宅するか、現地のホテルやレストランで消費を続けるかの二択に迫られました。以前に帰路のチケットを予約していた観光客の中には、突然、航空便が遅延したとの通知を受け取り、高額な変更料金を支払ってより高価な席に変更された人もいました。

(編集・翻訳/吉原木子)