中国の有名な料理ブロガーである王剛氏は先月、卵チャーハンのレシピ動画を投稿した後、中国の小粉紅から猛批判されました。しかし、最近、彼は「200斤(約120キロ)の太った豚を殺した」という動画を投稿し、再び炎上しました。

 12月19日、ネット上では王剛と彼のおじさんが太った豚を殺したという動画が出回っています。動画には、2人は新鮮な豚肉でいっぱいのテーブルの前に立ち、笑っている様子が映っています。この動画のタイトルは「私たちは200斤の太った豚を殺した」です。

 中国の習近平総書記はあるインタビューで、1969年1月から1975年10月まで、延安の農村(梁家河)で暮らしたことを語る時、「若い頃は200斤の麦を担いで10里の山道を歩いたときも担ぎ直ししなかった」と話しました。また、習氏の政治能力には論争があるため、ネット上で「200斤」、「太った豚」といった言葉は、彼を嘲笑するために使われることが多いです。

 そのため、王剛氏の200斤の豚を殺した動画は猛批判されました。一部の小粉紅は、「牛を殺すことも羊を殺すこともできるのに、なぜわざわざ豚を殺すのか。100キロの豚でも300キロの豚でも良いのに、なぜわざわざ200キロの豚を殺すのか」、「これで確信した。王剛は当局と確実に確執がある」と非難しました。また、「これから王剛は卵チャーハンを作ることができなくなるだけでなく、豚肉料理さえも作れなくなるだろう」とコメントしたネットユーザーもいます。

(翻訳・吉原木子)