中国の不動産開発大手、恒大集団(エバーグランデ)は、中国経済の低迷と銀行の信用引き締めを受けて、破綻の危機に瀕しています。 今年7月に発表された恒大集団の財務報告書によると、2022年末までに負債総額は約3,486億米ドル(約52兆円)に達し、世界で最も負債を抱えている不動産デベロッパーになりました。 中国の人口14億人を基準にすると、中国人一人当たり約250ドル(約3万7000円)の借金があることになります。