台風14号は5日、台湾屏東県に上陸。中心付近の最大風速は15級(48メートル/秒)であった。


 台湾の中央災害対応センターによると、5日午後3時までに、台風14号で1人が死亡、304人が負傷したという。

 台風14号は時速約10キロの速さで西北に移動し、7日前後に広東東部沿岸をかすめ、徐々に弱まる見込みで、広東省、福建省および周辺海域では強風と激しい雨が予想される。

 福建省と広東省は台風に対応するため、多くの観光地を閉鎖し、遊覧船の運航や公演を中止した。

 広州鉄道会社は、台風14号の接近で、杭深線や梅汕線などの鉄道路線が影響を受ける見込みであると発表した。

 汕頭市教育局も、台風14号の影響で、市内の幼稚園、小中学校、校外教育機関は6日から休校となることを発表した。

 (翻訳・吉原木子)