(イメージ / Pxhere CC0 1.0)

 「私は夢で神様をインタビューした…」そして神様はどのように答えたのか!?
 この“無名”と署名された短い記事はネット上で炎上し、読むと確かに考えさせられる文章だ。その内容は以下のとおりだ。
 
 私は神様にインタビューする夢を見た。

 神様:「あなたは私にインタビューしたいのですか?」
 私:「もし、あなた様に時間があれば…」

 神様:「私の時間は永遠です。何を聞きたいのですか?」
 私:「人間の行為の中で、あなた様を一番驚かせたことは何でしょう?」

 神様:「人間は幼少期には早く大人になることに憧れ、そして大人になるとまた幼少期に戻るのを切望すること。」
 「人間はお金を稼ぐために健康を失い、そして健康に戻ろうとして富を尽くすこと。」
 「人間は将来に不安を抱き現在を忘れてしまう。しかし、人間は今を生きずして未来を生きることは出来ない」
 「人間が生きている時は、まるで永遠に死ぬことがないかの様で、死が訪れると、まったく生きていた様に見えないこと。」

 神様は私の手を取り、私達は沈黙に陥った。

 しばらくして、私は再び尋ねた。

 「私達の父親として、あなた様の子供たちにどのような教えに留意して欲しいですか?」

 神様は微笑んで答えた。
 「他人と比べる事にメリットがないこと」
 「人は永遠に他人から愛されることを強要できない。人に唯一できるのは、自分自身が十分愛されるようになること」
 「本当に裕福な人は、決して最も多くを有する人ではなく、最も欲しいものが少ない人だということ」
 「ほんの数秒で、我々は愛する人を深く傷つけてしまい、そして、それを癒すのに何年もかかることをわかって欲しい」
 「他人を許すことを学んで欲しい。たくさんの人は深い愛を持っているが、それを表現する方法がわからないことを理解して欲しい」
 「同じ物事を見ても、2人は異なる見解を持つことをわかって欲しい」
 「他人に許されるだけでは不十分で、自分を許すことが更に重要だということを学んで欲しい」

 私はまた、謙虚に尋ねた。「お時間を頂き有難うございました。他に何かあなた様の子供たちに忠告することはございますか?」

 すると神様は「私は永遠にここに存在していることを忘れないで欲しい」と答えられた。

(翻訳・謝 如初)