4ヶ月前に国家指導層に昇進した秦剛氏は、約1ヶ月にわたる行方不明の後、緊急に解任された。王毅氏が中国共産党(以下、中共)政権史上最年長の外交部長となった。


 

 中国公式メディアによると、中共第14期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第4回会議は25日に開催され、秦剛が兼任していた外交部長職を解任し、王毅を外交部長に任命することを決定したという。

 しかし、公式は秦剛が免職になった理由を知らせていない。

 解任された秦剛氏は現在57歳で、中共の創設以来最も若い外交部長であり、また最も若い中共の副国級指導者でもあった。彼は今年3月に外交部長として、任命されたばかりで、中共史上最も短命の外交部長となった。

 ベテランジャーナリストの顔純鉤氏は、秦剛が犯したのは間違いなく重大な政治的な誤りであり、そうでなければ行方不明になる必要はない。重大な政治問題である以上、早くから十分な証拠を把握しているはずと述べた。

 また、一部の専門家は、もし秦剛は習近平氏の信頼を得なければ、これほど早く昇進することはなかったはずだ。それにもかかわらず、彼が一夜にして突然姿を消し、ひいては解任されたことは、中国官僚の安全感に大きな打撃を与えたと分析した。

(翻訳・吉原木子)