複数の報道によると、「ツイッター」のCEOであるイーロン・マスク氏は9日、マーク・ザッカーバーグ氏が所有するワッツアップ(WhatsApp)がユーザーを監視していると批判した上、通話や暗号化機能を備えたTwitterをリリースすることを発表し、WhatsAppと競合する準備をしているという。

マスク氏は9日、Foad Dabiri(フォードダビリ)というユーザーのツイートに返信し、WhatsAppは信頼できないと述べた。

ダビリ氏は、朝4:20から6:53まで、自分が寝ている間にWhatsAppのマイクが9回オンになったことをツイートした。ダビリ氏だけでなく、多くのWhatsAppユーザーが、過去1か月以上にわたって、スマートフォンのマイクがバックグラウンドで起動されたと表明した。

 WhatsAppを批判する一方で、マスク氏は10日には暗号化機能を備えたTwitterをリリースすることを発表し、ユーザーのプライバシーをより良く保護し、メッセージ、写真、ビデオ、およびその他のドキュメントの漏洩を防ぐという。マスク氏は、自分のプライベートメッセージが銃で脅されたとしても、相手には見せたくないと冗談を言っていた。

 マスク氏は、暗号化されたメッセージは10日から使用可能になると述べたが、将来的に通話機能も暗号化されるかどうかは明らかにされていない。

 (翻訳・吉原木子)