北京のある女性が仕事から帰宅すると、2千万元(約3.9億円)の豪邸が崩れていた。(gan jing world  動画のスクリーンショット)

 中国本土ではおから工事が続出している中、最近、北京のある女性が仕事から帰宅すると、2千万元(約3.9億円)の豪邸が崩れていた。「おから豪邸だ」とネットユーザーの間で話題になっている。

 中国複数のメディアの報道によると、北京のある女性が12日、仕事から帰宅してドアを開けると、自宅のリビングとダイニングの内装がすべて崩れており、天井から雨のような音が聞こえた。

 彼女は、自宅の空調システムはずっと水が漏れていて、漏れているうちに今のようになっってしまったと言った。幸いなことに、天井が崩壊した時に誰も家にいなかった。この物件は内装済で引き渡され、天井もそのままの状態で納品された。当初2千万元で購入した高級住宅だったのに、このようなことになったのは本当に腹立たしい。また、以前から隣近所から「雨漏りがひどい」と言われていたそうだが、まさか自分が被害者になるとは思っていなかったとも述べた。

https://www.ganjing.com/video/1ffml0oefkjkmJ5Zw0GBO7NB91c01c

 この事件はネットユーザーの間で話題となった。

 「豪邸にもおから工事があるなんて!何も触らずに、証拠を撮影してから提訴した方がよい。自分の法的権益を守らなければならない」

 「ブラック業者が利益のために、手抜きが多く、金儲けばかり考えていて、品質にはこだわらない!まず証拠を残してから、損失を減らすために天井を修理することをお勧めする。その後は、責任追及で時間がかかるかもしれない」

 北京の王玉臣弁護士は、住宅購入者は住宅の一連の品質問題について、建築委員会に速やかに苦情を申し立てる必要があると提案した。または、建設委員会部門にこれらの品質問題に対する調査・処理を要求することもできる。さらに、訴訟を通じて自分の法的権益を守ることもできる。

(翻訳・藍彧)