バイデン大統領(ホワイトハウス動画のスクリーンショット)

 バイデン米大統領は18日に放送されたテレビ番組のインタビューで、中国(共産党)による侵攻があれば米軍は台湾を防衛すると発言した。米政府は20日、「曖昧(あいまい)戦略に変更はないと示したが、バイデン氏の発言も否定しなかった。

 バイデン大統領は18日放送のCBSの番組「60ミニッツ」で、中国が台湾に侵攻したら米軍は台湾を守るのかと問われ「前例のない攻撃があれば、イエスだ」と答え、自らの立場を明確にした。米軍派遣の可能性を排除したウクライナの場合とは異なり、米兵が関与するかどうかを問われると「イエス」と応えた。

 司会者はより具体的に「ウクライナの状況と違って、北京が侵攻してきたら、米軍は台湾を守ると言っているのか?」と質問し、バイデン氏は「イエス」と返した。

 国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官は、台湾海峡の平和と安定を数十年にわたって維持してきた従来の政策を支持していると述べ、政府の方針に変更はないとの考えを示した。 

 米政府は、台湾有事で軍事介入するかを明確にしない「曖昧戦略」を続けてきたが、議会では台湾への軍事支援を強化する法案の審議が進むなど、中国への強硬論が勢いを増している。

 ロシアメディアによると、毛寧報道官は19日の記者会見で、台湾問題の極めて重要かつ高い敏感性を十分に認識するよう米国側に促すと述べ、米国側の発言に強い不満を示した。

 大紀元時報20日の報道によると、中国外務省は公式サイトから質問から回答までの全段落を削除したという。

 これに対し、個人メディアの横河氏は、国際ジャーナリストも(現場に)いたのに、中国側が依然として文字記録を削除したのは、「中国国民に隠している」ことがわかると指摘した。

(翻訳・藍彧)