中国各地、異常気象頻発 5月に大雪・雹(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国各地ではこのほど、雪や雹に見舞われた。

 5月がまた半分しか経っていないにもかかわらず、中国の浙江省舟山市(7日)と福建省福州市(11日)では、空が真っ赤になった現象が現れ、ネットユーザーに「今年の5月は尋常ではない」と言われている。

 「中国気象愛好家」の公式ウェイボー(微博、Weibo)は11日、河北省石家荘市平山県駝梁山の景勝地では雪が降り、気温が急激に下がった。

 同日午後、甘粛省慶陽市華池県の一部の地域で突然、直径1センチに近い雹が降った。 雪のように厚く積もっていた。

 また、同日午後16時頃、慶陽市に隣接する陝西省延安市の安塞区、志丹県、呉起県、甘泉県などで、大規模な雹の嵐に見舞われた。

https://twitter.com/i/status/1524662534024097793

 中国メディアの報道によると、リンゴなどの農作物に大きな被害が出るなど、凄惨な光景となった。雹の最大直径は3センチを超えていた。この災害は、リンゴの産地にとって大きな打撃となり、果物農家たちの1年の収穫が失われた。

(翻訳・藍彧)