鎖国(「陛下、我が国には豊かな産物があり、他国との貿易は必要ではありません。我が国がいかに安全でしょうか。」)(ネットより)

 中国入国管理局が、中国人の「必要のない出国」を厳しく制限するよう命令を下した後、国民と海外の通信も徐々に遮断していることが明らかになった。

 中国通信キャリア最大手の「中国移動通信」傘下の浙江モバイル社はこのほど、海外の電話詐欺が多発していることを口実に、海外からの電話を受ける機能をデフォルトでオフにし、海外からの電話を受ける必要がある人は登録が必要であることを発表した。

 浙江モバイルによると、ユーザーは今月20日までに特定のSMSを送信して登録を確認しなければならず、そうでなければ海外からの電話を受ける機能がオフになるという。中国メディア「藍鯨財経」は13日、中国移動浙江社の責任者に確認したところ、事実であると報じた。

 最近、中国の3大通信事業者は、河北省、河南省、江西省の地方政府の要請により、海外のSMSを受信するためのローカルサービスをデフォルトでオフにした。

 海外のネットユーザーは、コメント欄で経験を共有した。

 「本当のようだ。友人が国内の家族に電話をかけたところ、家族側で詐欺の疑いがあるためつながらなかったと表示されていた。孤立したケースと思っていた」

 「中国の一部地域で国際電話が統一的に閉鎖されたことは事実だ。要するに、実質的に国際電話の管理に力を入れている。今後、国際電話は申請と登録が必要で、条件付きの国際通話が実施され、絶対的な意味での閉鎖にはならない」

(翻訳・藍彧)