中国に最初に進出した国際的な小売グループの1つである、フランスのカルフールは、2021年の年末に多くの「老舗」が閉店掲示を張り出しました。昨年初めの2カ月ですでに14もの店舗が閉店しています。同じく多国籍小売企業の米ウォルマートも中国で近年、相次いで107店舗を閉店しています。昨年12月7日には、中国で第1号店となった深セン洪湖公園(こうここうえん)のウォルマートも閉店し、深センの一部の買い物客は少し寂しい思いをしています。中国の消費者にとっても、多国籍スーパーの業界人にとっても、中国の一時代が終わり、未来は不確実性に満ちていると感じているところです。