中国の上海市政府は13日、突然ロックダウンを宣言した(ツイッターの動画のスクリーンショット)

 中国の上海市政府は13日、突然ロックダウンを宣言し、必要でない外出を禁じ、上海市を離れる際48時間以内にPCR検査を受けるよう求めた。突発的なロックダウンに上海市民は不意打ちを食らった。その結果、PCR検査の現場は大混雑となった。

 中国の公式メディアによると、上海市政府は12日、必要でない場合上海市を離れることを禁じ、上海を離れる必要がある人と上海に戻る人は、48時間以内のPCR検査の陰性報告書を呈示することを求めたという。

 しかし、その前日の11日、上海市当局が「11日夜から上海市でロックダウンを実施する」というニュースはデマだと発表した。一部のネットユーザーは、「デマ」ははるか先の予言だと揶揄した。

 これまでのところ、今回の感染拡大は上海市のほぼすべての都市部に及んでいる。また、江蘇省、湖南省、広東省、陝西省、浙江省、山西省、安徽省及び北京市にも急速に広がっている。当局は深刻な感染拡大が制御不能になることを恐れ、ロックダウンを実施し、長距離旅客輸送も中止した。

 突然のロックダウンで、上海の市民を驚かせ、その結果、PCR検査現場は大混雑となった。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、上海市のあるPCR検査所では、約数千人がPCR検査を受けるため、長い列を作ったが、人が多すぎて、現場は大混乱だったという。

 閉鎖された団地は数え切れないほど多く、道に面した店は全て閉鎖され、非常線も張られている。一部のデパート、地下鉄、駅などは予告なしに閉鎖され、慌てて、上海市から離脱しようとしている市民もいた。

(翻訳・吉原木子)