(看中国合成写真、 via Wikimedia Commons)

 総裁選に出馬している自民党の高市氏は20日、台湾の蔡英文総統とオンラインで会談した。高市氏を支持する安倍前首相は「自由と民主主義を守る二人の会談。世界が注目」と投稿した。 

 会談では、蔡氏は、コロナ流行中に5回も台湾に援助の手を差し伸べ、ワクチンを提供してくれた日本側に感謝した。双方はまた、経済情勢、産業サプライチェーン、地域安全保障などについても意見を交換し、今後、さまざまな分野でより緊密な協力関係を築いていくことが期待される。

 安倍前首相に強く支持されている高市氏は、台湾に対する友好と支援を一貫して公に表明している。高市氏は自民党総裁選への出馬を表明した直後、蔡氏を「決断力のある」女性として称賛し、「尊敬している」「会ってみたい」と語っていた。

 また、彼女は8日、中国共産党が毎年軍事費の増加や新たな戦争形態に対応して、関連法律の改正や制定、防衛研究費の増額を検討する必要があると述べた。

(翻訳・吉原木子)