北京市は9日、肺炭疽(たんそ)の患者1人を確認したと発表しました。患者は河北省・囲場満族モンゴル族自治県で発症してから4日後に救急車で北京に運ばれました。現在、同症例は北京の病院に緊急入院し、隔離治療を受けています。公開データーによると、人体の複数の部位が炭疽菌に感染する可能性があり、中でも呼吸器系が感染した場合の致死率は85%に達します。