河南省鄭州市検査会場の様子(ツイッター動画のスクリーンショット)

 新型コロナウイルス(中共ウイルス)は7月20日、中国南京禄口空港でデルタ型感染者9人が確認されてから、中国各地へ感染拡大し、1日まで、少なくとも14の省で感染者が確認され、その勢いは止まりません。今週に入ると、全国で毎日約100人の感染者が確認され、現在、いくつかの都市はロックダウンし始め、各地で大規模なPCR検査を行っています。

 検査会場は人で溢れており、雑踏事故も発生し、クラスターが発生する状況が勢ぞろいです。この状況を見た人はネット上で「これほど大規模な検査会場で、1人が感染すれば、たちまち感染が広がるのではないか」と不安視する声があり、また検査自体がきちんと管理されておらず 「このような検査を行って意味があるのか」と疑問の声もありました。

 ネット上の情報によると、検査を受けない人は健康コードをもらえず、捕まったら隔離されてしまう恐れがあります。健康コードとは、その人のウイルス感染に対する「安全度」を判定し、表示するアプリで、健康コードなしでは、中国では行動が制限され、生きていけません。

 隔離施設の使用料金は隔離された者が支払います。料金が高いうえ、食事は腐っているとの苦情もネット上で出回っています。その原因は受注を受けた業者はまず各部門の中共幹部に賄賂を渡さなければならず、残されたお金で食事を用意するため、粗末な食事しか出せないようです。

 雲南省のネットユーザー李さんは、米ラジオ・フリー・アジアのインタビューで、パンデミック後、中共の中央・地方政府およびホテルは、この機会を利用して自分たちを肥やそうとしているといいます。

 李さんは「彼らはパンデミックを経済においてチャンスにしようと考えていると思う。ワクチンが効かないことが皆に知られると、政府は有料のPCR検査に頼るようになった。 料金を徴収すれば、政府に多くの利益がもたらされる。 そのうえ、パニックになることで、3回目のワクチン接種の雰囲気作りにもなる」と語りました。

南京市検査会場の様子:

南京市と隣接している安徽省馬鞍山市(まあんさん-し)の検査会場の様子:

河南省鄭州市検査会場の様子:

(新時代Newsより転載)