(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、選手や関係者など計29人の新規感染者が確認されたと発表した。そのうちの3人はアーティスティックスイミング(AS)のギリシャ代表であり、今大会初の「クラスター」となった。

 ギリシャのASチームは選手と関係者を含めて12人全員が選手村に滞在していた。選手4人(うち1人は3日に確認された)、チーム役員1人、計5人が検査で陽性と判明し、残った7人は濃厚接触者と認定されたため、ギリシャのASチーム全員を選手村外に隔離することになった。

 ギリシャ・オリンピック委員会(HOC)は3日、AS種目に出られなくなると発表した。また、ASチームは他の選手と接触していないという。

(翻訳・吉原木子)