江蘇省江陰市の中学校はこのほど、体育館で生徒たちを対象に予防接種を行っていた。1人の生徒はワクチンを接種後、汗をかき顔が真っ青になり、痙攣(けいれん)を起こし、救急車が到着したときにはすでに瀕死状態になっていた。

 地元のネットメディアによると、7月31日の午後14:30~16:00に江陰市の体育館で学校の生徒を対象にワクチンの予防接種を行った。救急車で病院に送られた生徒は必ずしも江陰二中学校の生徒ではなく、他の中学校の生徒であった可能性もあるとのこと。

 ネットユーザーが投稿した動画には、救急車の救急隊員は体育館に到着し、失神した学生を運んでいる様子が映っている。「すでに瀕死状態だ」と言われた。現場ではワクチン接種後、観察のために体育館の椅子に座っている生徒もたくさんいた。

 中国では、民衆がワクチンの予防接種に関する事故は、公式メディアで報道されたことはなく、中国産ワクチンを接種した後の深刻な副反応については、ネットユーザーから投稿された情報でしか知ることができない。

(翻訳・藍彧)