(動画のスクリーンショット)

 中国共産党当局は3日、山西省の太原衛星発射センターから、光学リモートセンシング衛星「吉林1号」寛幅01Bを搭載した運搬ロケット「長征2号D」の、打ち上げに成功したと発表した。その後、ネットユーザーは、ロケットの残骸は陝西省商洛市商南県の住宅地から、数百メートルのところに落下し、濃い煙が出ている動画を投稿した。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、陝西省商洛市商南県にある山の斜面に3日、飛行機墜落だと勘違いされたロケット残骸が落下し、現場から茶褐色の濃い煙が出ていた。ロケット残骸は、最も近い住宅ビルから数百メートルのところに落下したため、目撃した地元住民はパニックに陥った。

(翻訳・徳永木里子)