香港の民主派紙「リンゴ日報(蘋果日報)」を運営する「ネクストデジタル(壱伝媒)」は23日夜、最後の編集作業を終え、24日付の新聞を最後に廃刊すると発表しました。これは国際社会を揺るがし、日本、英国、米国、欧州、国際組織などが、中国共産党(以下、中共)政権が「香港国家安全維持法(国安法)」を実施してからの一連の取り締まりで、報道の自由が抑圧されていると批判しました。クリストファー・パッテン元香港総督は、これは中共が香港が代表する価値を恐れていることを反映しており、さらには中共自身存亡の危機と捉えていると指摘しました。