米下院院内総務を務めるケビン・マッカーシー氏(パブリック・ドメイン)

 米下院院内総務を務めるケビン・マッカーシー氏(カリフォルニア州選出)は21日、新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)のパンデミックに関する、中国共産党政権への問責計画を正式に提案した。

 米メディア「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」によると、マッカーシー氏は、下院に宛てた公開書簡の中で、「我が国が新型コロナウイルスによって、大きな打撃を受けていると、先週送った手紙で言及した。これから導入する8つの核心計画は、共和党がアメリカ国民を代表しリードする時、透明性と司法の正義を提供する」と述べた。

1つ目は、共和党はバイデン大統領が最近要求した報告書を含む、新型コロナウイルスの起源に関連する、情報の機密解除を求める法案を提出する予定。

2つ目は、米国は中国で、または中国と連携してウイルスの機能獲得研究することを禁止する。米国の税金がそのような事柄に使われることを防ぐ。

3つ目は、米国立衛生研究所(NIH)の資金を「敵対的な外国政府」に提供することを禁止する。

4つ目は、世界保健機関(WHO)の「全面的な改革」と、その運営に関する防諜調査を求める。

5つ目は、バイデン氏に調査の継続、新型コロナウイルスの起源を究明するために「既存の機関」を利用することを求める。

6つ目は、パンデミックの隠ぺいに関与した者への制裁とビザの制限を求める。

7つ目は、新型コロナウイルスで大切な人を失った米国人は、中国共産党を連邦裁判所に訴えることができるよう、中国共産党の主権免除を正式に解除することを求める。

8つ目は、来年の中国での冬季オリンピックを止めることを求める。

(翻訳・徳永木里子)