(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 現在、新型コロナウイルスは少しも衰える気配がなく、世界各地で感染を拡大していき、人類はワクチンを開発し、接種して新型コロナウイルスに勝ち取ろうとしていますが、ワクチンにはまだいろんな問題が存在しているため、ワクチン接種を受けるべきか、或いは受けない方がよいかと、迷っている人が結構いるようですので、今日は新型コロナウイルスワクチン接種について話してみましょう。

 最近、ノーベル賞受賞者として知られるフランスのウイルス学者・モンタニエ(Montagnier)教授がメディアの取材を受ける時話した動画を見たので、まず、モンタニエ教授の話を一部紹介します。モンタニエ教授は、2008年のノーベル生理学と医学の受賞者で、HIV(エイズ)の発見者で、日本国際賞など、20以上の賞を受賞した科学者です。モンタニエ教授はメディアの取材を受ける時、「ワクチンはウイルス変種の一つの原因である」言い、「現在、大衆に直ちに接種を受けるように要求しているが、いったん大衆が接種を受けると、これは間違っていることだ。接種の結果は予測できないからだ。」「民衆を鼠としたり、子供を実験台としたりしてはいけない、これは不道徳なことだ。ワクチン接種による死亡は避けなければならない」と指摘し、モンタニエ教授自身は接種を受けないと言いました。

 大規模な接種について、モンタニエ教授は、大規模な接種は科学的、医学的の間違いであり、受け入れられない間違いだ。これは大きな間違いであることは、歴史が証明するだろうと言いました。また、ワクチンを接種すると、ワクチンに弱いウイルスは殺されてしまうが、ワクチンに強いウイルスは生きていくために変異し、大規模なワクチン接種により、ウイルスが絶えず変異すると指摘しました。

 去年4月モンタニエ教授は、新型コロナウイルスは実験室から漏れてきたものだと言ったことがあります。彼のこの言い方に左派メディアは怒られ、モンタニエ教授を極力批判していました。しかし、現在、専門家や学者たちは、新型コロナウイルスは実験室から漏れてきたものだという言い方に意見を統一していますね。実験室で作られたものか、或いは自然界に存在するものかには結論はありませんが、直接、実験室から漏れてきたものであるということには意見が統一していますね。要するに、当時、モンタニエ教授の言い方は左派メディアには批判されていましたが、現在振り返ってみると、当時、モンタニエ教授の判断は正しかったということです。WHOの報告によれば、1月から大規模な接種をしてから、ウイルス感染のパンデミックが再び発生し、更に多くの人が死亡しました。特に、若者の感染者数と死者数が増えています。パンデミックの再発原因はワクチンの接種かどうかは判断しがたいですが、とにかく、現実にはこの二つの現象が同時に発生しています。

 実は、人類は今までコロナウイルのスワクチンの研究に成功したとは言えません。だから、ワクチンの接種は賭博です。皆さんも知っていると思いますが、2003年北京でSARSが発生して、世界各地に拡散したことがあります。そのSARSのウイルスは実はコロナウイルスです。現在の武漢肺炎のウイルス、我々が言っている新型コロナウイルス、或いは新型コロナウイルスは、SARSウイルス2.0バージョンだと言われています。つまり、SARSウイルスと新型コロナウイルスは、同種類のものです。2003年から今まで、各国の科学者たちがずっとコロナウイルスのワクチンを研究してきましたが、一つも成功した例はありません。試験室でコロナウイルスワクチンの接種を受けたネズミは、接種を受けてない鼠よりウイルス感染がもっとされやすいです。これは実験室での試験結果です。だから、今まで、成功したワクチンを接種した例はありません。接種を受ける人はいますが、ワクチンは成功したものではありません。ワクチン接種を受けた人には、ウイルス感染しない人がいますが、ウイルス感染しない原因は、ワクチンの接種だという証拠はありません。逆に、ワクチン接種が原因で、死亡したり、副作用があったりすることは事実です。

 ワクチンの研究開発には時間が必要です。普段は5年から10年かかります。新型コロナウイルスのワクチンは、研究してからまだ2年未満です。武漢肺炎が去年1月から世界各国に拡散したので、その後すぐワクチン研究に着手したとしても、今までせいぜい1年半の時間しかありません。政府や研究機構、科学者、医療専門家、メディアなどがいかに協力して、最大のスピートで研究して、最も優秀なワクチンが研究されたとしても、研究されたものが確かに優秀なものだと証明するには時間が必要です。現段階では証明できた優秀な製品はありません。臨床試験を経てないからです。これは最も重要なことです。現在いろんなワクチンが使用されていますが、臨床試験の時間が足りません。だから接種した後いろんな問題が発生します。モンタニエ教授が「民衆を鼠としたり、子供を実験台としたりしてはいけない」と指摘したのはこのことだと思います。

 ワクチンは西洋医学の方法で製造した薬で、実際には化学製品です。中には化学薬品がたくさん含まれています。すべての化学薬品は体に害があります。西洋医学の薬と中国の漢方薬には根本的違いがあります。白菜やジャガイモ、大根、ネーギなどを煮込んで、そのスープを飲むのと同じく、漢方薬は食品の種類です。しかし、西洋薬は化学製品です。化学方法で測定すれば、漢方薬と西洋薬の成分が全く同いでも、本質は違います。例を挙げて説明すれば、米を醗酵させて製造したアルコールと、化学合成で製造したアルコールは、性質は同じだけど、本質は違います。一つは食品で、もう一つは化学製品です。化学合成で製造したアルコールは食べてはいけません。漢方薬は人体に吸収されて、人体の新陳代謝の循環に入りますが、西洋薬は人体の新陳代謝に入らないです。だから、西洋薬は飲んだ分だけ全部排出しなければなりません。人体に蓄積されると病気になります。しかし、排出時間は、化学製品によって違います。数日内に排出されるものもあれば、数年かかるものもあり、永遠に排出できないものもあります。だから、新しい薬が開発された場合、必ず臨床試験をしなければなりません。しかも、臨床試験には十分な時間が必要です。臨床試験の時間は短縮してはなりません。現在、世界各地で生産された新型コロナウイルスワクチンには、臨床試験の時間が足りません。このようなワクチンの接種を受けることは実は賭博です。運が良ければ、問題ないですが、運が悪ければ、副作用があり、はなはだしい場合は死亡するかもしれません。

 ワクチンを接種して、副作用があったり、死亡したりした場合、製薬会社は責任を取りません。だから、製薬会社を起訴することはできません。2020年春頃、世界各国の政府は、現有の法律を引用したり、新しい法律を制定したりして、ワクチン製造会社に民事免責の特権を与えました。米国のPREP法には、「医療上のものを製造し、販売し、管理し、または使用することに起因し、または関連する損害に関する請求につき、一定範囲の個人または法人を免責する旨の宣言を発する権限を与えています」。その中に、新型コロナウイルスの内容が含まれていますが、「ワクチン」がはっきり含まれています。この免責権限の有効期限は最低2024年までです。EUの食品許可法にもこのように規定されています。以上は、私が現在把握しているワクチンの情報の一部で、皆さんに伝えますが、ワクチンの接種を受けるかどうかについては、私は何も言えません。皆さんの判断で決めてください。ただし、日本政府はたぶん強制的にワクチンを接種させることはないと思います。

(李真実チャンネルより転載)