中国メディア17日の報道によると、16日20時から17日午前8時まで、広東省韶関市の北中部で強い雷雨が発生し、局地的に大雨が降った。17日深夜2時42分、同省南雄市は豪雨が降り、赤色警報(注)が発令された。韶関市翁源県龍仙鎮は212.4ミリの降雨量を記録した。翁源貴東水の一部区間では、50年に一度の洪水に見舞われた。南雄市では多くの場所で道路の冠水が発生しており、一部区間で交通が遮断されている。

 また、南雄市では豪雨や洪水の影響で各地で土砂崩れが発生し、国道の梅嶺高速出口などで通行止めになっている。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、川の増水で橋が崩れ、川の堤防を越えて直接市内に流れ込んだ。多くの家屋が浸水し、道路が冠水し、見渡す限り水が溢れている様子が確認できる。広範囲の農地が浸水し、甚大な損失をもたらした。

 注:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特に重度)の4段階に分けられ、青、黄、オレンジ、赤の順に表示される。

(翻訳・藍彧)