15日午前、日本陸上自衛隊と米陸軍、フランス陸軍が霧島演習場で共同演習を行った。今回フランス陸軍が初めて日本での共同軍事演習に参加した。報道によると、約190人が参加し、それぞれ日本陸上自衛隊が100人、米陸軍が30人とフランス陸軍が60人である。

 フランス側は、今回の演習について、「多国間の防衛協力の発展」「軍の相互運用性の強化」「戦術的専門知識の向上」などの目的があるとし、仏海軍参謀長のピエール・ヴァンディエ大将は「これはわれわれがこの地域の存在を示し、中国(共産党)に仏日の協力を差し示すことになる」と述べた。

 日本側は、フランスとの防衛協力を深めることによって、尖閣諸島及び台湾周辺で頻繁な動きを見せる中国共産党に歯止めをかけることを期待する。

 このほか、アメリカ、日本、フランスとオーストラリアは14日から東シナ海で共同軍事演習を行う予定。

(翻訳・北条)