最近、ロンドンのテムズ川沿いにある、新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)で失われた命を偲ぶ、「追悼の壁」に手描きの赤ハートが描かれている動画がネット上で話題となった。この壁が出現してから、民衆は自発的に高さ2メートルの壁に約6万個のユニークなハートを手描きした。それらのハートの中には、2019年12月に中国で新型コロナウイルスの感染拡大を最初に警告を出した、李文亮医師の名前も現れた。ネットユーザーは「感動して涙が出てきた」とコメントした。

 ネットユーザーは「新型コロナウイルスで亡くなった命を追悼するため、イギリスの民衆が自発的に、ロンドンのテムズ川のほとりにある追悼の壁にハートを描いている」とツイートした。ハートの1つには、驚くべきことに、李文亮(Li Wenliang、1985-2020)という中国人が見慣れた名前が書いてあった。下の英字注釈には「武漢の内部告発者」と書かれている。

(翻訳・徳永木里子)