(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 英ニュースサイトMail Onlineの3月22日の報道によると、ラトクリフ元国家情報長官はFOXニュースに、「米国は未確認飛行物体(UFO)がソニックブームを生じずに『音の壁』を破り、人類の技術ではあり得ない動きをする証拠を持っている」と明かしました。この暴露により、米政府が未確認飛行物体を観察したことを詳述する今後の報告書に対し人々の期待を高めました。

 同報告書は、トランプ氏が昨年12月に署名したCOVID救済法案の一部で、国防総省と情報機関によって作成され、6月1日までに開示しなければなりません。その開示日が近づくにつれ、人々の関心も高まってきました。こうしたなかで、元国家情報長官のラトクリフ氏はFOXニュースに出演し、「その多くの事件はいまだに解明できていない」と明かし、「目撃情報は、すでに公表されたもの、今後公表されるもの以上である」と強調しました。

 そして目撃情報について、ラトクリフ氏は、「我々の言う目撃情報とは、海軍や空軍のパイロットが見た物体、または明らかに説明しにくい動きのある衛星画像を指している」と説明しました。さらに「私たちの技術では再現し難い動きだ。しかもソニックブームを生じずに、音の壁を超える速度で移動する」と、人類の技術では及ばないといいます。

 その範囲について、ラトクリフ氏は、「正体不明の空中現象」の目撃情報は世界中で観察されたと証言しました。

 同報告書は、特に未確認の空中現象がもたらす脅威や、外国の敵対者に起因する可能性があるかどうかを特定しなければなりません。

 ラトクリフ氏は、「敵が想像以上の先端技術を持っていないかと疑問に思うこともある」と不安を吐露しました。

 米海軍省の「未確認航空現象タスクフォース」(UAPTF)が昨年発表した最新の報告書には、未確認飛行物体が水中と空中の両方で、自由自在に移動でき、誰にも気づかれないうちに海の中を移動し、驚異的な速さで空に舞い上がると書かれています。

(新時代Newsより転載)