トランプ前大統領が退陣した後、その動きを気にしている人が多いです。カナダ滞在のベテランメディア関係者である区新明氏もその一人です。「看中国」とのインタビューで、「トランプ氏はまだ権力を握っており、米軍にはトランプ氏に忠誠を誓っている上級将校が800人もいるという噂があります。部外者にはまだ知られておらず、トランプ氏本人だけが知っており、下院と上院、共和党と民主党の議員において誰もが内情を知っているわけではない」と述べました。

 区氏は最近のニュースをまとめて分析しました。1月10日、欧州では政治家が次々と身を引くドミノ現象が起きたようです。イタリア首相が疫病予防の効果を挙げられていないことを理由に辞任しました。オランダ政府の「児童福祉助成金のスキャンダル」をめぐり、内閣が一斉に辞任しました。エストニア大統領も辞任し、その後、行方不明になったようです。もう一つ予想外なことは、メルケル独首相が、党首を辞めて首相の再選に参加しないことを発表しました。

 2月は突発的な事件が相次ぎました。2月1日、ミャンマーの事実上の最高指導者アウンサンスーチー氏が逮捕され、軍が政権を握りました。2月2日、米ペンシルベニア州の州務長官が辞任した後、アマゾンのベゾス前CEOも辞任しました。ベゾス氏は利益団体の中でも重要な存在であったはずですから、辞任の件は非常に重要だと言われています。

 これに続いて、アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(略称、ABC)のトップが辞任しました。さらに、モスクワで制服を着た武装警察が中央銀行の上級総裁を逮捕したという映像がネットで流れています。

 また、米著名投資家、性的人身売買の罪で告発され収容先で不可解な死を遂げたジェフリー・エプスタインのより多くの写真が出回っていますが、たまたまなのか、それとも裏に深い意味があるのかは言い切れません。

 現時点でトランプ氏がどのような行動を取るかが注目されています。トランプ氏が退陣後に何らかの形で復帰を目指しているのかどうかについて、ネットで様々な意見が飛び交っています。3月4日に再び大統領に就任するという示唆もあります。伝統的に正式な大統領就任日が3月4日だからです。トランプ氏は、アメリカの伝統的な価値観を回復するだけでなく、世界に蔓延している悪の勢力や巨大な子供の人身売買組織、大手財閥の世界経済の独占を解体し、世界の秩序を回復するなどという主張もあります。そのため、多くのトランプ支持者は、トランプ氏が再び米国大統領になった場合のみ、世界に希望があると考えています。

 世界は今、1時間ごとに何かが起こっており、これからより大きな変化を遂げようとしています。

(翻訳・徳永木里子)

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